MASYS-TL

大学・研究機関のための特許管理システム「MASYS-TL」です

知的財産立国を目指す我が国では、今後、大学等の研究機関から企業への技術移転(いわゆるTLO)がより一層求められることになると思います。TLOを推進するためには、大学が保有している特許権を正しく維持管理し、かつライセンスの管理を明確に行なう必要があります。
当社では、企業向け特許出願管理システム「MASYS-PAシリーズ」のノウハウを背景に、新たに技術移転を推進する大学向けの出願管理システムを作成することにしました。「MASYS-PAシリーズ」で培われた、簡単で使いやすい設計思想をそのままに、TLO管理機能をプラスしています。更に大学での使用実績をもとに改善を重ねより使い易く、より機能するシステムとなっています。

MASYS-TLのシステム構成

管理する出願及び権利の客体としては「国内特許・実用新案」、「外国特許・実用新案」が対象となります。

MASYS-TLメインメニュー

 

国内、外国出願について受付から出願後の経過、年金維持管理、及びこの経過について発生する契約管理、費用管理等を行います。

TL処理選択メニュー

MASYS-TLの主要機能

期限管理

 全ての庁への期限管理案件ばかりでなく大学内(研究機関内)の期限案件についても期限チェックを行えます。目的に応じて任意に実行する詳細な期限チェックの他に、起動時の期限チェックや担当者ごとのスケジュール管理も行うことができます。

起動時の期限チェック

MASYS-TL起動時期限チェック

担当者ごとのスケジュール管理

MASYS-TL担当者ごとの期限管理

 

受付管理

一般的な発明提案書(発明届出書)の管理機能のほか、大学内の判定委員会等による判定を管理(判定メンバー、判定回答期限、判定結果、判定通知、判定理由、異議申立、異議理由など)できます。もちろん、企業との共同出願については、共願人について「持分」「負担金」を設定することができます。

MASYS-TL受付管理

 

経過管理

MASYS-PAシリーズの基本機能に加え、「JST応募日」「結果報告日」などの大学の管理業務特有の機能を備えております。

 

年金管理

年金納付チェック、納付書作成等年金納付に関する一連の流れを管理できます。

 

契約管理

大学や研究機関においては、ライセンス契約等の管理は極めて重要です。ある出願(契約)に於ける契約の状況は勿論、ある技術テーマに関連した契約の状況の把握や契約満了期限のチェックを行うこともできます。

 

費用管理

審査経過に関し、発生する費用、代理人費用、年金費用、その他費用について負担金額を入力できます。。
共願人がいる場合は、各出願・維持案件についての費用負担状況の把握を行います。

 

補償管理

研究所の職員、学内の教職員又はそれに準ずる者を対象として出願補償、登録補償、実績補償の管理を行います。
出願補償、登録補償は規定に基づく補償金額を設定し、各発明者の分担率を入力することで補償金額を自動計算し、補償処理に必要な帳票を出力します。支払事務処理を行うため社員(職員マスタ)に支払口座情報を入力できます。

MASYS-TL補償管理

 

各種通知書などの帳票類の出力

MASYS-PAシリーズで標準的に用意されている主要帳票に加えて、大学や研究機関での管理業務に特有な帳票(JST関連書類など)の出力機能を備えています。通知書類はワードの差込印刷になっているので管理システムとデータ連携している部分以外は自由に変更できます。

MASYS-TL通知書出力

 

その他の機能

豊富なデータ入力・編集機能、包袋管理、統計処理機能、操作ログの管理など、様々な機能を標準装備しています。

MASYS-TLの価格(税抜)

  • MASYS-TL: 900,000円 
  • (10ライセンス付き)

大学・研究機関の特許管理業務を徹底的にヒアリング・研究し、専用にアレンジされた各種機能を網羅してこの価格です。長年にわたり、多くの国立大学・私立大学のご担当者様に高く評価されているMASYS-TLを、ぜひご検討ください。

MASYSに関するお問い合わせやデモ(詳細説明)のご要望は下記にご連絡ください。

  • 電 話: 03-6206-4966 
  • E-mail: ir@nihon-ir.co.jp

※ZoomやTeamsなど、WEB会議システムによるデモにも対応しております。
 ご希望の方はお申し付けください。

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